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2006年05月14日

受験勉強の日々

ただいまワタクシ受験生のような生活を送っとります。
受験科目は韓国語、中国語、英語、そして医学部入学を目指しているかのようです。


以前も書いたがわたしはテレビに出たい。それは映画出演への足がかりのためでもある。それに最近のテレビは映画に勝るとも劣らない質の高さ。とてもやりがいのあるステージだ。
少し前に出演したテレビドラマは医者モノだった。そのときの経験では、役者は役者、医者ではない。セリフの意味はわからなくても自分のセリフを言う動機さえわかっていれば良い、と思った。
例えば、「鉄筋が胆嚢部分に直通している。開胸器を。」という医者のセリフがある。このセリフを言う動機は、最初の部分の、「鉄筋が胆嚢部分に直通している」では、見習いを含めた他のの医師たちや看護婦たちに状況を速やかに説明する、というのが動機。そして、「開胸器を」、では自分の必要な器具をいち早く渡してもらうために看護婦に指示する、ということ。
あるメソッドでは、このように、は?何いっちゃってんの私?というセリフを言うとき、まるで~のように、という方法を用いることがある。
例えばこのシーンの最初のセリフを、まるで自分がトイレに行きたいときに、うちに来た同僚または友達がトイレ貸して、というので自分のはやる気持ちを抑えて冷静を装いながら「そこの2つ目のドアを入ったとこ」、と説明してあげているように「鉄筋が胆嚢部分に直通している。」と言うのです。
このように、実生活の状況を織り込み、想像力を膨らませながらやる、というのは結構有名なメソッドです。

でも、あえて今回挑戦するのは、鉄筋とは何か、胆嚢とはどこにあってどういう形をしていてどういう機能をするのか、そしてどんなに危険な状況なのか、開胸器はどんなたちをしていて、どのように使用するのか、...などを全て勉強して知り尽くそう、という方法。つまり本物の医者並みの知識を身につけ、劇上で本物の医者になろうという魂胆なのです。

さらに、今までもやってきたように、医者になるにはどうしたら良いのか、医者は朝何時から夜何時まで仕事しているのか、どうやって医者になったのか、医者になりたかったのか、家族は何人か、人間関係はどんな感じか、、、などなどこの人の内面、歴史、人間関係について全て知り尽くし、自分をその人間の中に滑り込ませるような感じでやりたい。

...とまあ、これが医学勉強の動機。お馴染みのユウキと一緒に某人気医者モノテレビシリーズの台本を勉強し始めた。60ページのこの台本をやっつけたら、次は刑事モノや政治モノの台本を勉強する予定。


韓国語、中国語。英語にどうしても日本語訛りが消えない私の弱点を他の言葉を話すことで補おうという作戦。2ヶ月ほど前から韓国語の先生に毎週一回会っては教えてもらいつつ、自分でも家でコツコツ勉強している。中国語はまだ先生が見つかっていないので独学のみ。でも、漢字がある程度理解できる、というのは大きな利点であり、読むのはわりと簡単。発音も思ったほど複雑ではない。韓国語も日本語と似ている部分が多いので、わかりやすく、発音のセンスはあるようだと先生のミーヨンちゃんにも言われているので、ますます意欲もわく。


そして英語。やはり欠かせない。
最近、日本語から英語への翻訳を依頼された。テレビ局である日本の番組のアメリカ版を作っている担当者から連絡があり、その番組を英語に翻訳して欲しい、というのだ。英語から日本語だったら自信があるが、逆となると正しく出来ているかイマイチ不安。そこで、アメリカ人である私の主人に添削をお願いしながら仕事を引き受けることになった。
これは非常に良い英語の勉強になる。色々な言い回しが勉強できる上、グラマーの復習にもなる。これによってより正しく英語を話せるようになると思うので、非常にうれしい依頼だ。3話ほどの翻訳を終えて彼に送ったところ、その出来を非常に喜んでいたので一安心。これからもコンスタントに入ってくる仕事なので楽しみにしたい。


という感じで、毎日机に向かっている。受験勉強などさらさらしたことがない私が今、この状態。以前こちらのカレッジでクラスを取っていたときも結構一生懸命勉強したけれど、今回はまた一段と内容が濃いし、直接仕事につながる可能性があるので熱が入る。
勉強って楽しい。一生かかったって知り尽くせないことが世の中には溢れている。知ることによってもっと謎が増える。人間、一生勉強だ。役者を目指しているということは、色んな人生や、色んな物事を知らなければいけないということだ。この職業を選んで良かったと思う。

投稿者 なたりー : 2006年05月14日 00:37

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